「ゆりさんの誕生会」 メルマガジーヌ#30より
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○編集後記○
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ここまでお読みいただいて、ありがとうございます♪


どーも。アッシュの旦那です。


さてさて、
先週ココで書きました、
ウチの椿(つばき。娘。2歳2ヶ月。演技派。)の表現会のお話を。


寒い風が吹き荒れた土曜日、
ちょろっとお店を抜け出して行って参りました♪



椿の出番は、


「ゆりさんのお誕生日」というお話。


話を要約いたしますと、
ゆりさん(保母さんです。)のお誕生日に、
いろんな動物たち(園児)が、
いろんな果物をお土産に持って、お誕生日会に行き、
ゆりさんとお誕生日ケーキを一緒に作って食べる。
という、よくできたストーリー。


しかしながら、
話の筋は、実際、どうでもいい話で、
親として、非常に気になるのが、

「ウチの椿は何の動物を演じるのか?」

という、ただ一点のみ。





表現会前夜、
私は、思い余って、

「つばちゃん!何の動物をするの?」

と、堪えきれずに彼女に聞いたところ、



「ウサギさーん!!」


と、元気よく答え、
ぴょんぴょん跳ねまわって見せてくれるじゃあーりませんか。



これが何ともかわいいんよ。
血のつながった娘ということを差し引いても間違いなくかわいい。
重度の親バカだろうが、かわいいんだからしょーがない。


「ギャラリーの視線を一身に集めるヒロインは、
ウチの娘に決定だな、こりゃ。」


と、思わず頬がゆるんでしまいました♪




で、当日。



運動会の時と同じく、
園長(男。40代。柔らかい物腰。たぶん夜の帝王。)の甘いお話があり、
3〜5歳児の歌があり、プログラムはあっという間に進んで、
ついに待ちに待った、


「ゆりさんのお誕生日」!!



幕が開いて、森の妖精(保母さん)が出てきます。

「今日は、ゆりさんのお誕生日。みんなでお土産を持っていこうねー♪」

なんてコトを森の妖精がおっしゃいます。


「まずは、ぴょんぴょん跳ねるウサギさんからー♪」

と、続いたところで、


私は、

「おいおい!いきなり、ウチの椿の出番じゃあーりませんか!」

と、緊張も最高潮。



すると、
森の妖精が私の緊張も全くお構いなしに、


「ほのちゃんウサギさーん!」


だって。




すると、
ほのちゃんであろう女の子が、
かわいいウサギの耳を付けてぴょんぴょん跳ねてくるじゃあーりませんか。


そのかわいさに、私を除いた他のギャラリーの皆さんは、
「かわいい!かわいい!」の大合唱。



「おい!森の妖精!早く、つばちゃんウサギさんを呼びなさいっ!!」


と、私は、はやる気持ちを押さえるコトができません。


しかし、森の妖精は、私の願いも全くお構いなしに、

「けんちゃんウサギさーん!」

「あおちゃんウサギさーん!」

と、あえて椿の名前を避けてるかのようじゃあーりませんか。。。



そのうちに、
ウサギチームが終わり、イヌチームもカエルチームも終わり、
ゾウさんチームの順番。



そーいえば、
椿は、数日前、

「のし、のし、のし、のし。」

なんて、ハイハイしながら、
仕事帰りの私を玄関まで迎えにきてくれたコトもあったっけ。



でもそれも、その日限りの話で、
その後、華のあるウサギを演じる心地よさを覚えたのか、
「のし、のし」の演技よりも難易度の高い「ぴょんぴょん」を、
演じるコトに役者魂を揺さぶられたのか、
椿は、ゾウさんには、全く興味が無くなった様子。



それっきり、私の再三の、

「つばちゃん、ゾウさんやってよ!」

にも、決して首を縦に振ることはありませんでした。


その、ゾウさんを、本番で、まさか、まさか、まさか、まさか。。。




私の祈りも全くお構いなしに、森の妖精が、




「今度は、ゾウさーん!!のし、のし、のし、のし、歩いてこれるかなー♪」




だって。











「頼む!森の妖精!つばちゃんに、ゾウさんだけは、やめてくれーっ!」












と、心の中で、森の妖精に哀願する私。
















しかーし、嫌な予感はやっぱり的中。














「つばきちゃん、ゾウさーん!!」













と、森の妖精が呼びかけると、




ウチの最愛の娘が、
不本意だろうゾウさんの長い鼻がついたブルーの帽子をかぶり、
知性のかけらも感じられないエレファントブルーなサロペットを着用して、








「のし、のし、のし、のし。」










「のし、のし、のし、のし。」












「のし、のし、のし、のし。」











「のし、のし、のし、のし。」









あいにく私は、
涙が邪魔をして、娘の勇姿をしっかり見るコトが出来ませんでした。

もっと言わせていただくと、
気持ちが混乱しちまって、その日の出来事をよく覚えておりません。





舞台を、ところ狭しと

「ぴょんぴょん」

跳ねたい気持ちを押し殺して、

「のし、のし、のし、のし。」

なんてさ。





私の涙もお構いなしに、森の妖精が、




「つばちゃん、ゾウさん!今日はどこに行くの?」




すると、
不本意なゾウさん姿を少し恥ずかしそうにして、
しかし気丈に振る舞って、
椿が蚊の鳴くような声で言うには、















「ゆりさんの誕生会。」













だって。







私は、その言葉を聞いた瞬間、
いろんな思いが込み上げてきて、、、、、




不覚にもゾウさんの帽子をかぶせられた時の椿の気持ち。

ほのちゃんウサギさんが大喝采を浴びているのを舞台の袖で、
聞いている時の椿の気持ち。

ゾウさんでありながらも、ぴょんぴょん跳ねることも出来たのに、
その気持ちを押し殺してゾウさんの演技に徹したプロの役者根性。

ゾウさんとしては心の底から、行きたくないだろう、
ゆり氏の誕生会に、今から行くと答える椿の不憫な思い。



























みなさん、すみません。








熱くなりすぎて、これ以上、メルマガ書けません。。。(笑)












さてさて、
これからお子さんの表現会を控えているみなさーん。


コドモが頑張るのはもちろんですが、
親も頑張らなきゃいけません。







私は、今から椿に、
ゾウさんがウサギより優れているコトをやんわりと教えなきゃいけません♪








ではでは。

今週はこのへんで、おしまいです。


みなさん、オ・ヴォワール!!


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