| 「秘密の質問」 メルマガジーヌ#47より |
・ ・ ・ 昨日の話なんですが、 よく、ネットの個人ページにログインする時に、 「ログインするには、IDナンバーと、パスワードをご入力ください。」 なんてのが、ありますよね。 昨日、5年振りくらいに、あるページにどうしても入る必要があり、 「さーて、ログインしちゃえ。」 と、ログインしようと思ったんですが、 パスワードが思い出せない。。。 いつも愛用しているパスワードが全く通用しないのよ。 他に心当たりのある2〜3種類のパスワードも全然、通用しない。 そんなわけない、自分の誕生日を絡めた数字を、試しに打ってみても、 やっぱり、通用しない。 「おいおい、あかんやん。ページに入られへん。。。」 と、 思い出す限りの思い出の数字をむやみやたらに、 打ち込んでも、全くびくともしない。 途方に暮れて、少しばかり凹んでると、 そのログインページの下に、 「パスワードを忘れてしまった人へ」 なーんて、 砂漠のオアシスみたいな一文を発見♪ 「よしよし、これだ!」 と、喜び勇んでそいつをクリックすると、 パスワードを忘れた人を素敵に救済する、おなじみの一文、 「秘密の質問」 が!! ※秘密の質問とは※ パスワードを忘れたおバカさんを救済する、秘密の質問。 あらかじめ、自分だけがわかるカンタンな質問とカンタンな答えを設定して、 忘れた時に表示させることができる魔法の仕掛け。 「よしよし、秘密の質問に答えて、早くログインしなきゃだ!」 と、秘密の質問をクリックする私。 「母親の旧姓は?」 「卒業した小学校の名前は?」 といった、定番の質問が出てくるだろうと、 のんびり待ち構えていると、 何と、出てきた秘密の質問は、 「好きな映画のタイトルは何ですか?」 おいおい、そんな5年前に好きだった映画、覚えてるわけないでしょ。。。 しかも、 みなさん、ご存知の通り、 5年前の私といえば、お店をオープンする前で、時間にまだ余裕があった頃。 大好きな映画を1日最低3本のペースで見続け、 奇跡の金字塔、「映画、年間1000本」の大記録を達成した年。 そんな、わかりにくい質問と答えを設定したおバカさんは誰だ。俺だ。 おいおい、これは、何とか当てずっぽでも、当てるしかない! と、恐る恐る、いちばん大好きなコーエン兄弟の映画を2〜3本、 入力してみると、 ことごとく、 「答えが違います。」 あちゃー。 これは、本気でやばい。 間違えてもいい回数に、制限があるので、 慎重に慎重に、古い記憶を辿り、映画を厳選する私。 ロマン・ポランスキーの名作、 「ローズマリーの赤ちゃん」 も、ダメ。 イラン映画の巨匠、アッバス・キアロスタミの 「友だちのうちはどこ?」 も、ダメ。 カルロス・サウラの最高の1本、 「カラスの飼育」 も、もちろんダメ。 ジャン・ピエール・ジュネの映像美、 「デリカテッセン」 も、ダメ。 敬愛する変態監督、ジョン・ウォーターズの 「ポリエステル」 も、やっぱりダメ。 なんだかんだ、他にも、それらしい映画を入力してみても、ぜんぶダメ出し。 で、ついにラストチャンス。 「こーなりゃ、日本が世界に誇る小津映画しかないでしょ!」 と、自分に言い聞かせて、乱れた心を落ち着かせて、 小津安二郎先生の代表作、 「東京物語」 を、半ば涙ぐみながら、入力すると、 「答えが違います!!!」 最悪だ。。。。 最悪だよ。小津先生。 泣いてもいいかい? 小津先生。 というわけで、結局、ログインできませんでした。 めでたし。めでたし。 みなさんも、小津先生、もとい、秘密の質問には充分にお気をつけください。。 。 ではでは、 今週は、このへんで。 みなさーん! オ・ヴォワール!! ・ ・ ・ |